都市間優等列車におけるフレキシブルな座席種別設定施策の効果に関する研究

DOI Web Site
  • 柴田 宗典
    財団法人鉄道総合技術研究所輸送情報技術研究部交通計画研究室 東京理科大学大学院理工学研究科土木工学専攻
  • 寺部 慎太郎
    東京理科大学理工学部土木工学科
  • 内山 久雄
    東京理科大学理工学部土木工学科

書誌事項

タイトル別名
  • An Effectiveness of Flexible Seat Class Assignment on Intercity Express Trains
  • 都市間優等列車におけるフレキシブルな座席種別設定施策の効果に関する研究--幹線旅客鉄道インフラの更なる高効率利用を目指して
  • トシ カン ユウトウ レッシャ ニ オケル フレキシブル ナ ザセキ シュベツ セッテイ シサク ノ コウカ ニ カンスル ケンキュウ カンセン リョカク テツドウ インフラ ノ サラナル コウコウリツ リヨウ オ メザシテ
  • －幹線旅客鉄道インフラの更なる高効率利用を目指して－

この論文をさがす

説明

<p>通常，我が国の都市間優等列車では指定席と自由席の2種類の座席が供給されているが，座席種別（席種）毎の供給量や料金は固定的であり，指定席の予約は First Come First Served ルールに基づいているため，未利用座席の発生等により座席利用率が低下している．そこで本研究では，幹線鉄道旅客のトリップデータから構築した離散型の席種選択モデルを需要予測モデルとした席種設定シミュレーションシステムを開発し，フレキシブルな席種設定施策の効果分析を行なった．その結果，①既存インフラの高効率利用，②利用者の利便性の向上，③鉄道事業者の収益性の確保，以上の観点から効果的な施策である可能性が示された．</p>

収録刊行物

  • 運輸政策研究

    運輸政策研究 13 (1), 002-013, 2010-04-28

    一般財団法人 運輸総合研究所

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ