脳波が導く新しい世界への挑戦

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タイトル別名
  • Challenge of the new world leading from Brain Waves
  • ノウハ ガ ミチビク アタラシイ セカイ エ ノ チョウセン

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抄録

近年,人の脳活動を読み取る研究の発展は目覚ましい.脳活動を読み取るには脳波( EEG)や機能的磁気共鳴画像法( fMRI)など,いくつかの方法が存在する.非侵襲的な EEGにおいては,リアルタイムで利用者の思考や感情,表情の検出や脳波の生データへ容易にアクセスできる製品が世の中に出ている.そこで,既存の基礎研究に基づいて,福祉分野における人の脳活動の活用を現実世界で適用させることを目的とし,利用者が初めて訪れる施設であっても脳波から利用者の意図を読み取り,容易に目的地まで辿り着くシステムを実現する.さらに,律走行時の自己位置推定や障害物回避に軽量なアルゴリズムとして L0ノルム最小化と多重解像度法を使用した.これにより組込用途の小型計算機でも運用可能であり、即応性が高いリアルタイムな移動支援システムを実現できる事を示す.

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