書誌事項
- タイトル別名
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- Current Status and Business Trends for Plastics Recycling in Japan
- プラスチック ノ ジュンカン リヨウ ノ コクナイ ゲンジョウ ト ジギョウ ドウコウ
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説明
プラスチックの循環利用としては,大きくマテリアル,ケミカル,そしてサーマルリサイクルがあるが,廃プラスチックの排出先,性状,形態に応じて種々のリサイクル手法が開発,適用され,現在国内では,廃プラスチック全体の 84% が有効利用されている。循環型社会形成へ向けての各種の取り組み,あるいは消費者のごみ削減意識の向上により,廃プラスチック量が漸減する中,リサイクル量は増加しており,特にサーマルリサイクル量の増加が著しい。マテリアルリサイクルに関しては,再生品拡販のため,品質の向上に注力しているところであるが,2013 年に始まり,2017 年に顕在化した中国の廃プラスチック輸入規制により,特に低品質の再生材料の受け皿の変更を余儀なくされている。今後,輸出継続のための分別・洗浄強化等の実施,国内利用促進に向けた対応が必要と考えられる。
収録刊行物
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- Material Cycles and Waste Management Research
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Material Cycles and Waste Management Research 29 (2), 99-107, 2018
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763120016896
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- NII論文ID
- 130007629136
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- NII書誌ID
- AA12383900
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- ISSN
- 21874808
- 18835864
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- NDL書誌ID
- 029026068
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可