マネジメント・コントロール論の変化と戦略管理会計論
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- 堀井 悟志
- 京都大学大学院経済学研究科博士後期課程
書誌事項
- タイトル別名
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- The Change in the Theory of Management Control and Strategic Management Accounting
- マネジメント コントロールロン ノ ヘンカ ト センリャク カンリ カイケイロン
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抄録
<p>1965年にAnthonyは,戦略的計画設定/マネジメント・コントロール/オペレーショナル・コントロールという体系を提示した.その後,機能拡大したマネジメント・コントロール論が展開された.それに応じて戦略管理会計論が提唱されたが,その位置づけに関してはさまざまな見解がある.そこで本論文では,戦略管理会計論の位置づけを切り口として,管理会計体系論について検討した.管理会計が会計である以上求められる期間業績測定の機能は,管理会計体系論として重要視されるべきである.そのために,プロジェクトに焦点を当て,期間業績測定を前提としない戦略管理会計論はマネジメント・コントロールの中で論じられるべきではなく,戦略的計画設定を支援するための会計として位置づけられるべきなのである.</p>
収録刊行物
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- 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌
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管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 11 (2), 57-69, 2003-08-20
日本管理会計学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763121066240
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- NII論文ID
- 110007629472
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- NII書誌ID
- AN10538994
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- ISSN
- 24340529
- 09187863
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- NDL書誌ID
- 7846867
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可