書誌事項
- タイトル別名
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- Some Remarks about Management of Parliamentary System and Function of the Diet under New DPJ Government
- 議院内閣制と議会の役割--政権交代の試練
- ギイン ナイカクセイ ト ギカイ ノ ヤクワリ セイケン コウタイ ノ シレン
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説明
<p>2009年夏の衆議院議員総選挙は,現行憲法の定める議院内閣制のもと,長い間続いてきた自民党中心の政権から民主党政権への交代という画期的な変化をもたらした。そこで本稿は,わが国の議院内閣制の運用がどのように変わったか,議会の役割や機能はどのように変化したかについて,憲法学の立場から規範論的な分析,検討を加えることを目的とする。新政権の発足から1年という期間であるため,制度や慣例への未習熟のせいもあるが,議院内閣制の下における両議院の議事運営上のルールや先例に対する正当な配應に欠ける運用が見られる。そのため,内閣提出法案の成立率も著しく低かったか,直近の参議院議員通常選挙での敗北を機に,野党との協調を探る動きが出てきたことは注目される。</p>
収録刊行物
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- 公共政策研究
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公共政策研究 10 (0), 34-44, 2010-12-25
日本公共政策学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763121524992
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- NII論文ID
- 130007661462
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- NII書誌ID
- AA11596983
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- ISSN
- 24345180
- 21865868
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- NDL書誌ID
- 11027696
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
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- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可