外部指向型コーポレートベンチャリングに関する考察

書誌事項

タイトル別名
  • An Empirical Study on Outside Resource Based Corporate Venturing
  • 外部指向型コーポレートベンチャリングに関する考察 : ソフトバンク株式会社による関係会社創出の分析
  • ガイブ シコウガタ コーポレートベンチャリング ニ カンスル コウサツ : ソフトバンク カブシキ ガイシャ ニ ヨル カンケイ ガイシャ ソウシュツ ノ ブンセキ
  • -The Firm Creation Influence of SOFTBANK Corp. Group-
  • ―ソフトバンク株式会社による関係会社創出の分析―

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抄録

<p>本研究は、日本のベンチャー企業の、外部指向型コーポレートベンチャリング(CV)について、仮説構築を行うことを目的とする。特に本研究は、母体企業グループによる関係会社創出とセグメント構成に焦点を当て、議論を行っている。研究方法として本研究は、ソフトバンクグループ(SBG)に関するケーススタディーを行っている。具体的にはセグメント構成、関係会社創出、投資に関するデータベースを作成し、Pajekを用いて分析を行っている。結論として、第1に外部指向型CVのフレームは、背景(戦略的・経済的)、CVの特性(資源の移転、投資アプローチ)、成果(戦略的・経済的)、により構成される。第2に外部指向型CVにおいてはF型(ファンド型)とも呼ぶべき組織形態がとられる。なお本研究の主な限界点としては、単一事例研究である点が挙げられるが、今後は多様な研究方法を導入し、堅牢性を高めることで対処したいと考える。</p>

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