科学館で実施している科学コミュニケーションコンテンツの教材としての可能性
書誌事項
- タイトル別名
-
- The potential of science communication programs as teaching materials provided at a science center
- ~Through the Miraikan's Open Content Project~
- ―日本科学未来館オープンコンテンツ事業の取り組みを通して―
抄録
<p>科学を社会課題や実生活と関連付けて学び,活用することの重要性が指摘されており,そのために,学校のみならず他のコミュニティも連携した科学コミュニケーションが求められている.日本科学未来館は,来館者向けに開発・実施している科学コミュニケーションコンテンツを,教育に従事する人らをはじめとする第三者が素材・教材として利用できるよう,公開する取り組みを行っている.本研究は,当コンテンツの素材・教材としての価値や可能性を,館外での利用状況や利用者へのアンケート,ヒアリングなどで調査した.その結果,科学コミュニケーションを実践しようとする教育活動実施者への支援ツールとして機能するとともに,科学コミュニケーションが多能な場で創出され,生徒や実施者に新たな学びが提供されたことが示唆された.</p>
収録刊行物
-
- 日本科学教育学会研究会研究報告
-
日本科学教育学会研究会研究報告 33 (4), 101-106, 2019-03-16
一般社団法人 日本科学教育学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282763125447424
-
- NII論文ID
- 130007610934
-
- ISSN
- 18824684
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可