理数教育コースにおける「理数科クロスカリキュラム」の概要と成果

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タイトル別名
  • Result of “theory and practice of cross curriculum” on course for science and mathematics teachers

抄録

岩手大学教育学部では,2017 年度より理数教育コースを新設した。理数教育コースでは,教科専門科目として「理数科クロスカリキュラム論」,教職専門科目として「ICT を活用した理数教育」と「理数教材開発研究」の 3 科目を新設した。「理数科クロスカリキュラム論」は必修科目であり理数教育コースの数学サブコースと理科サブコースがグループを編成しアクティブラーニング形式で授業を行う。本研究 で,2017 年度後期に実施した「理数科クロスカリキュラム論」の実施内容と方法の概要について述べ,受講学生の探究課題の発表内容や課題レポートを基にその成果と課題について考察した。その結果,(1)互いの教科の内容を意識して各教科の指導内容や方法を考察できること,(2)互いの教科の学生 の交流を通して各教科特有の見方・考え方を知ることができることなどの効果が示唆された。今後はグループによって探究内容の深さに差があるなどの課題があり,授業の進め方等の検討が必要である。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763126122368
  • NII論文ID
    130007663366
  • DOI
    10.14935/jssep.42.0_415
  • ISSN
    24332925
    09134476
    21863628
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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