エンジンサウンドデザイン
書誌事項
- タイトル別名
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- Engine Sound Design
抄録
<p>自動車創りにおいてデザインは非常に重要であり、機能や性能を図面化する設計としてのデザインプロセスと、感性を具現化するデザインプロセスとの2通りに大別される。後者においては意匠のような静的なものだけではなく、走る曲がる止まるという動的性能においても感性の具現化が求められる。それら動的性能の中でも音は重要で、特にエンジンの音は車の魅力を決定づける要因である。<br/>エンジンサウンド創りにおいては、ごく一部のカスタマー向けスーパーカーやブランディングの象徴であるフラッグシップカーを除いてはマーケットイン型での取組が大半である。それは前モデルの市場における評価結果をもとに開発することが確実な進化の手段として重要視されるからである。よって、エクステリアデザインやインテリアデザインなどの意匠デザインのようにコンセプトを掲げ具現化していくというプロダクトアウトのプロセスとは大きく異なるのが一般的である。<br/>そこで本研究では音創りも意匠デザインと同様に、掲げたコンセプトを具象化し、最終的には車に反映するプロダクトアウト型のプロセスが可能ではないかと考え、ターゲットサウンドをwoody soundと定義しケーススタディを行った。</p>
収録刊行物
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- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
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日本デザイン学会研究発表大会概要集 66 (0), 156-, 2019
一般社団法人 日本デザイン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763126428800
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- NII論文ID
- 130007668978
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可