看護教育におけるマンガ形式のライフレビュー作成の効果
書誌事項
- タイトル別名
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- Effectiveness of Creating Cartoon-style Life Reviews in Nursing Education
説明
<p>本研究では、看護学生の疾患や後遺障害への理解を深めるために、脳卒中後遺障害者を対象として、ライフレビューの作成を課題とした授業を実施した。なお本研究では、読みやすく絵を使った豊かな表現が可能なマンガ形式のライフレビューを作成した。本研究の目的は、ライフレビューの作成を通して学生がどのようなことを学んでいたかを明らかにすることである。具体的には、学生の作成したライフレビューの内容について分析を行う。授業は全部で10コマあり、看護短期大学生2年生約80名が参加した。学生はまず脳卒中に関する予習を行い、グループを組んでインタビューの練習を行った。その後脳卒中後遺障害者を対象に1時間程度のインタビューを行い、発症前の生活から現在に至るまでの過程をマンガ形式でまとめた。最後に作成したライフレビューを対象者に渡して話を聞いた。学生の作成したライフレビューを分析したところ、発症時のことについて、自分の持つ知識を活用して脳卒中のことをわかりやすく表現していること、単に起こった出来事だけでなく、発症前後の心情の変化を理解し豊かに表現していることが確認された。これらのことは、演習や実習では十分な学習が難しい点であり、本研究の教育的効果を示す結果であると言える。</p>
収録刊行物
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- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
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日本デザイン学会研究発表大会概要集 66 (0), 180-, 2019
一般社団法人 日本デザイン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763126435840
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- NII論文ID
- 130007669070
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可