空力振動時に斜円柱模型に作用する変動圧力の測定
書誌事項
- タイトル別名
-
- Measurement of Fluctuating Pressures on an Inclined Circular Cylinder During Wind-induced Vibration
抄録
<p>「雨なし振動」は,斜張橋ケーブルのような円柱部材に斜めに強風が作用する際に生じうる有害な振動である.著者らが実施した,斜円柱模型の風洞実験では,そうした振動を測定することができた.その発現メカニズムを明らかにするために,振動時に作用する変動圧力を,模型内に設置したMEMSセンサで測定することを試みた.MEMSセンサは無線LANでコントロールされ,若干の質量の差しかないため,模型の応答変位は過去の実験とほぼ同様であった.詳細な特性把握のためにはさらなる測定等が必要であるが,位相平均した圧力分布からは,準定常空気力とは異なる位相をもつような空気力も測定された.</p>
収録刊行物
-
- 風工学シンポジウム論文集
-
風工学シンポジウム論文集 25 (0), 379-384, 2018
一般社団法人 日本風工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282763126928384
-
- NII論文ID
- 130007669499
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可