東京都内食品工場におけるキョウトゴキブリの棲息とその防除

説明

1991年4月までの捕獲調査により,キョウトゴキブリが東京都内食品工場に定着していることが確認された.本種はクロゴキブリと共に明確な棲み分けを示すことなく,主にタンク保温材内部,壁・柱や床の割れ目・隙間,排水溝内やマシンモーターまわり等に棲息していた.これらに対し,Propetamphos EC 0.3%液やDiazinon MC 1.0%液を帯状散布し,Permethrin EC 0.5~1.0%液のULV及びIJ処理を併用することにより効果的に防除し,年間を通して低密度管理することができた.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763129218944
  • NII論文ID
    110007332281
  • DOI
    10.24486/pestologygakkaishi.7.1_48
  • ISSN
    24321532
    09167382
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ