宮城県の食堂におけるキョウトゴキブリ<i>Asiablatta kyotensis</i> A.の生息と防除事例

説明

<p>(1) 1992年4月に宮城県内でキョウトゴキブリの屋内定着を確認した.</p><p>(2) 本種は寒冷地域でも環境条件の良い屋内では生息可能である.</p><p>(3) 本種が屋内定着した原因は,資材納入経路で付着して厨房内に持ち込まれたためと思われる.</p><p>(4) この地域では外部環境での生育が困難なためか,フェニトロチオン乳剤0.5%やダイヤジノンMC剤1%液を散布し,ペルメトリン1%液のULVを併用するという慣行の室内処理で比較的容易に駆除することができた.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763129221632
  • NII論文ID
    110007332188
  • DOI
    10.24486/pestologygakkaishi.9.1_57
  • ISSN
    24321532
    09167382
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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