周辺景観のスキーマに着目した風力発電施設の景観評価特性

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY ON CHARACTERISTICS OF EVALUATION OF LANDSCAPE CONTAINING WIND TURBINES FOCUSING ON SCHEMA

抄録

<p> 風力発電施設は観光資源となったり,景観阻害物と扱われたりと,状況によって大きく景観評価が分かれる特性を持つ.本研究は,風力発電施設を対象に,認知科学におけるスキーマの概念を援用し,その景観評価特性を実験的に明らかにしたものである.具体的には,スキーマ作用が発生する刺激を認知科学の既存研究に則り作成した上で,それと風車との合成写真によって,風車の基数により評価がどのように変化するか実験している.その結果,スキーマが強い風景に風車が設置された場合は景観阻害物となり,スキーマが弱い風景の場合はテクノスケープとして新しい景観を創り出す可能性があることが示された.</p>

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