書誌事項
- タイトル別名
-
- THE EFFECT OF BRANCHED CHANNEL MAINTENANCE ON RIVER CHANNEL EVOLUTION DURING FLOODS
- シュッスイジ ノ カドウ ヘンカ ニ タイスル ブンキ リュウロ イジ ノ コウカ
この論文をさがす
抄録
<p> 河道内が樹林化した札内川において,撹乱誘発による礫河原の再生を目的として,樹林内に残る旧流路への接続掘削による分岐流路の維持に取り組んでいる.そのような中で,2016年8月に既往最大規模の出水が発生した.出水による河道内の変化状況から,旧流路への接続掘削による分岐流路の維持は,出水時の礫河原再生に効果的であることが示された.また,河道中央部への分岐流路の維持により,分岐流路での河床変動を促し,出水時の堤防方向への侵食を抑制する効果が期待できることを河床変動計算により示した.さらに,水面比高差拡大による撹乱頻度の低下に伴う早期の再樹林化,側岸侵食の進行による堤防決壊リスク増加という新たな課題に対しても,早瀬区間における礫河原への分岐流路掘削により,礫河原の撹乱更新及び側岸侵食軽減の効果が期待できることを示した.</p>
収録刊行物
-
- 土木学会論文集B1(水工学)
-
土木学会論文集B1(水工学) 74 (5), I_1003-I_1008, 2018
公益社団法人 土木学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390283659825998080
-
- NII論文ID
- 40021752358
- 130007757716
-
- NII書誌ID
- AN10426673
-
- ISSN
- 18808751
- 2185467X
- 09167374
-
- NDL書誌ID
- 029394359
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可