書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of thermal conductivity and diffusivity of a volcanic ash soil in central Ethiopian Rift Valley on soil temperatures
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説明
<p>エチオピア国のリフトバレー(地溝帯)周辺には,火山灰土が分布している.土地管理が不適切であったために,この地域は森林伐採とそれに続く土壌荒廃に見舞われている.そのためこの地域の土壌は強い日射にさらされるようになったが,地温環境についてはよく知られていなかった.火山灰土壌は一般の鉱物質土壌に比べ,特異的な物理性を示すことから,筆者らは,エチオピアリフトバレーの火山灰土地帯も特徴的な温度環境を示すという仮説を立てた.本研究の目的は,エチオピアリフトバレーの土壌の熱的性質(熱伝導率と熱拡散係数)を調べ,それらが地温に及ぼす影響について検討することである.測定の結果,エチオピアリフトバレーの土壌は,固相の熱伝導率が低いこと,また間隙率が多いことにより,非火山灰土に比べて低い熱伝導率を示し,そのため熱拡散係数も低い値を示すことが明らかになった.この性質は,日本の火山灰土の熱的性質に類似していた.このことからエチオピアリフトバレー地域の地温環境の特徴として,強い日射のために地表面では温度が非常に高くなるものの,土壌の熱拡散係数が低いことによって熱が下層まで伝わらず,下層では地温の日変動が非常に小さくなることが明らかになった.</p>
収録刊行物
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- 沙漠研究
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沙漠研究 29 (3), 91-101, 2019-12-25
日本沙漠学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390283659826795904
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- NII論文ID
- 130007760708
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- NII書誌ID
- AA11338296
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- ISSN
- 21891761
- 09176985
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- NDL書誌ID
- 030252644
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可