04生-12-口-05 女子水球選手の最大牽引力及びパワーの測定と泳法による特徴について
書誌事項
- タイトル別名
-
- 電磁ブレーキ式エルゴメータの活用
抄録
<p> 【目的】水球選手は水抵抗に打ち勝ち、ボディコンタクトの中でポジションをキープするための泳力や泳パワーが求められる。それらの泳法はそれぞれの状況に応じて使い分けられている。本研究では女子水球選手を対象として、水球特有の泳法の牽引力およびパワーを測定し、その特徴を明らかにすることを目的とした。【方法】被験者は日本代表を含むトップレベルの女子水球選手17名とした。特有な泳法として①スカーリング+巻き足、②フロントクロール+蹴り足、③フロントクロール+バタ足キックを取り上げ、最大努力時の測定を行った。牽引負荷装置として電磁ブレーキ式エルゴメータを用いた。負荷は0.3~1.5kpの範囲の4段階を設定し、牽引時間は12秒とした。負荷x速度yの関係がy=-ax+bになることから、パワーyはy=x(-ax+b)となり、x-b/2a=0の時に最大発揮パワーはb^2/4aで求められ、最大牽引力はy=0時とし、x=b/aで求められる。【結論】全てに牽引負荷と回転数には顕著な直線関係がみられた。最大牽引力は①>②>③、最大牽引パワーは②>③>①の順に高値を示し、それぞれの泳法において明確な特徴がみられた。</p>
収録刊行物
-
- 日本体育学会大会予稿集
-
日本体育学会大会予稿集 70 (0), 153_2-153_2, 2019
一般社団法人 日本体育学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390283659831506944
-
- NII論文ID
- 130007770129
-
- ISSN
- 24241946
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可