08測-12-ポ-34 チューブを用いたアイソメトリックな足趾運動の検討

説明

<p> これまで足把持力についての研究は、高齢者の平衡性能力や運動能力との関係などについての内容が多く行われている。近年になり、足把持力と筋活動との研究が行われるようになり、足把持力と足関節周囲筋との関係について明らかになってきている。また、足把持力にタオルを用いた運動が有効であることが報告されているものの、チューブを用いた足趾の運動についての検討は少ない。そこで、本研究ではチューブを用いたアイソメトリックな足趾の運動について、一般的な足把持トレーニングで用いられるタオルギャザリングとの比較検討を行った。研究方法は大学生を対象とし、椅座位での足把持力およびタオル、チューブを用いた足趾の運動を行い、その際の筋活動量を足関節周囲筋の4筋を被験筋として計測した。</p><p> その結果、足把持力と前脛骨筋、母趾外転筋および短趾屈筋との間に正の相関関係が認められた。タオルギャザリングとチューブでの運動時の筋活動量では、全ての筋で有意な差が認められた。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390283659831522304
  • NII論文ID
    130007770286
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.237_3
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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