03心-12-ポ-08 バスケットボールのシュートにおける外乱の影響
書誌事項
- タイトル別名
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- 目隠しおよび数字記憶による
説明
<p> 投球や打球を伴うスポーツでは、パフォーマンス向上のために、事象後のボール運動を予測し、到達位置の予測を行う必要があり、その予測に合わせた運動制御の実施が不可欠である。今まで我々は、ボールに対する注意配分が、予測する移動距離に大きな影響を与える運動予測錯覚(見越距離短縮錯覚:2011・予測速度定低下現象:2004)を報告している。しかし、スポーツ場面における検討は少なく、ゴルフのパッティングにおける打球距離予測における短縮錯覚(2015)のみである。そこで本研究では、まだ検討の進んでいないスポーツ場面における物体の運動予測錯覚について検討した。女子大学生を対象に、バスケットボールのシュートを実施し、ゴールリング付近の画像撮影により投球距離および投球方向を計測した。実験では、シュートをする直前に数字記憶、目隠し、数字記憶+目隠しにより、被験者に心理的外乱を与えることでボールに対する注意配分を減少させ、シュートの投球距離および投球方向の変化を比較検討した。その結果からバスケットボールのシュートにおける運動予測錯覚について検討を行ったので報告する。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 70 (0), 127_1-127_1, 2019
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390283659831687168
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- NII論文ID
- 130007770031
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可