09方-11-ポ-57 高校生男子ハンドボール選手の活動プロファイルに関する研究
Description
<p> 国内において、ハンドボールのトレーニング立案は主にフィールドテストの結果から検討されている。そのため、実際の試合中における身体的活動プロファイルを明らかにし、科学的エビデンスに基づいた強化を追求することは極めて重要である。そこで本研究では、ウェアラブルデバイスを用いてハンドボール選手の試合中の活動プロファイルを明らかにし、競技カテゴリー間で比較検討することを目的とした。本研究の対象者は、高校のトップレベルチームのレギュラーメンバー10名を上位群、それ以外のメンバー10名を下位群とした。測定には、Catapult社製ウェアラブルデバイスに内蔵されている慣性センサを用いた。試合中の身体的負荷を客観的に見るためPlayerLoadに焦点を当てた。本研究の結果、上位群と下位群では、試合中のPlayerLoad/minの結果で有意差が認められた(p<0.05)。今回の測定において、上位群の選手のPlayerLoadは、下位群よりも優位に低い数値を示した。これは、試合の運びや戦術理解等々が影響している可能性が示唆された。PlayerLoadと試合の時間帯、ポジション間別の分析は追分析を行う。</p>
Journal
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- Japan Society of Physical Education, Health and Sport Sciences Conference Proceedings
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Japan Society of Physical Education, Health and Sport Sciences Conference Proceedings 70 (0), 277_3-277_3, 2019
Japan Society of Physical Education, Health and Sport Sciences
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390283659831728768
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- NII Article ID
- 130007770432
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- ISSN
- 24241946
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed