13ア-11-ポ-04 片側上肢切断ゴールキーパーにおけるダイビング時の動作メカニズムの解明

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • 二次障害のリスクを軽減させる指導法の構築に向けて

抄録

<p> アンプティサッカーにおけるゴールキーパーは片側上肢切断のプレイヤーが担っている。切断した上肢側の残存部位あるいは残肢長には個人差が多く、これまで国際競技大会を契機にゴールキーパーの障害クラスの公平性が追及され、2018年メキシコワールドカップ以降にゴールキーパーの切断側の残存肢は胴部に固定することが規則化された。しかしながら規則化に伴い、頭部や関節の受傷率が高まるとの懸念の声が多く、受傷率が最も高まると予想されるダイビング時の動作メカニズムの解明は喫緊の課題である。そこで本研究は、片側上肢切断ゴールキーパーにおけるダイビング時の動作メカニズムの解明を目的とした。被験者は熟練度別に成人男性で片側上肢切断ゴールキーパー3名を対象とした。試技はダイビング系のローリングダウン、ワンステップダイビング、クロスステップ、ダイビングフロントダイビング、ノーステップダイビング、コラプシングの6項目とした。各項目の映像撮影はハイスピードカメラを用い、動作解析にはマーカーレス骨格検出ソフトウェアを用いた。調査の結果、熟練度が高まるほど切断肢側の地面接地時の衝撃を緩和させるための動作の特徴が明らかとなった。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390283659831744000
  • NII論文ID
    130007770581
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.341_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ