04生-11-ポ-01 眼球運動を用いた中強度運動による中枢機能変化の推定

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<p> スポーツ活動や健康など目的に沿った運動を行うためには、運動が脳機能へ及ぼすプラスやマイナスの影響を把握することが必要とされる。しかし、運動が中枢機能に与える効果について、運動負荷量の違いによる脳機能への影響や、根本的な運動習慣の有無や基礎的体力の違いによって運動が脳機能へ及ぼす影響の違いは明らかにされてない。眼球運動は、視覚的な認知機能と強い関連性を持ち、脳内の視覚–運動変換機構に関連する神経活動を間接的に反映するため、視覚に対する脳の活動状態を評価するための有効な指標となり得る。</p><p> そこで本研究では、運動前後の眼球運動を運動習慣や基礎的体力の異なる者で比較検討し、運動が視覚認知に関連した脳機能へ与える影響を明らかにすることを目的とした。被験者は、運動習慣のある学生とない学生を対象とし、20分間の中強度運動の前後で眼球運動を測定した。眼球運動課題として、移動視標を用いた滑動性追跡眼球運動とフリービューイングによる急速眼球運動を行わせた。その結果、運動習慣の有無や基礎的体力の違いによって運動後の眼球運動に異なる変化が認められ、運動時の脳の活動状態に及ぼす影響の違いが明らかとなった。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390283659831884672
  • NII論文ID
    130007770100
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.159_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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