07発-12-ポ-20 保護者が子どものスポーツ活動に期待する事柄の検討

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タイトル別名
  • 子どもの活動頻度、運動志向性、保護者の運動志向性、学歴を要因として

抄録

<p> [目的]保護者が子どものスポーツ活動に期待することを把握するのは極めて重要である。本研究では、保護者がスポーツ活動に期待することについて、性、学年、活動頻度、運動志向性、保護者の運動志向性、学歴別に検討することを目的とした。[方法]年中から中学生の保護者9439名を対象に質問紙調査を実施した。子どものスポーツ活動の必要性および、運動・スポーツ活動を通して期待する4つの項目に関して分析した。各項目と性、学年、活動頻度、運動志向性、保護者の運動志向性、学歴の影響をクロス集計により検討した。[結果・考察]スポーツ活動の必要性は、男子で10%弱「とてもそう思う」の回答が多く、学年進行に伴い差は大きくなった。スポーツ活動を通して期待することは「運動やスポーツを通して子どもが成長して欲しい」が最も多く55.3%であり、「スポーツで活躍して欲しい」が最も少なく6.0%であった。子どもや保護者の運動志向性が高いほど「とてもそう思う」の割合が増え、保護者の学歴が高いほどスポーツの必要性を強く感じ、スポーツ通した成長や友達作りを期待していた。一方で学歴の低い保護者ほどスポーツで活躍して欲しいと考える保護者が多かった。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390283659831898880
  • NII論文ID
    130007770242
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.211_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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