02社-11-口-05 教育支援センターにおけるスポーツ指導の実態調査Ⅰ

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タイトル別名
  • 教育支援センターの施設・体制・設備に着目して

抄録

<p> 現在、小学校・中学校の不登校児童・生徒の数は、増加し続けており、14万人を突破する過去最多人数となっている。このような不登校の児童・生徒が学校復帰を目指すために教育支援センター(適応指導教室)が各教育委員会等によって設置されている。ここでは、「個別の学習指導」や「相談・カウンセリング」といった活動に次いで、「スポーツ活動」が行われている(文部科学省,2015)。この事からすれば、不登校児童・生徒にとって、スポーツ活動が一定の教育効果を持っていることが予想されるが、その実態はもとより、教育支援センターでの体育やスポーツ活動の内容把握、「居場所づくり」、あるいは「学校への適応」に資する指導のあり方について研究は、ほとんど見られない。</p><p> よって、本研究では、全国の教育支援センター(センター長)に対して、スポーツ指導の体制、体育やスポーツに関わる教育プログラムの実施状況、他機関・団体との連携、施設・用具・設備の現状、指導の課題、体育やスポーツに対する期待感などの実態について明らかにするために、郵送法による質問紙調査を行った。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390283659832071552
  • NII論文ID
    130007770055
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.107_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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