07発-12-ポ-41 サッカーコーチを対象としたコーチングスキル評価尺度の作成
抄録
<p> スポーツコーチによる体罰などの問題を受けて、日本スポーツ協会はグッドコーチ育成のための「モデル・コア・カリキュラム」を作成した。現在、その評価方法が課題として挙げられている。コーチングスキルの評価に関して、Coaching Competency Scale (Myers et al., 2006) や高校野球における監督のコンピテンシー尺度 (高松・山口,2015) などが開発されているものの、これらの尺度では具体的なコーチングスキルを評価することができない。そこで、本研究ではサッカーコーチを対象にコーチングスキル評価尺度を作成した。コーチ13名を対象にした面接調査 (清水・荒井,2018) から51項目を作成し、質問紙調査を実施した。対象者は男子サッカー競技者401名で、回答に不備のない387名(高校生172名、大学生215名、平均年齢18.37歳±1.94)を分析の対象とした。探索的因子分析を行った結果、コーチングスキルとして2因子18項目が抽出された。確認的因子分析を行った結果、モデルの適合度は良好な数値を示した。クロンバックのα係数は良好な数値が示された。</p>
収録刊行物
-
- 日本体育学会大会予稿集
-
日本体育学会大会予稿集 70 (0), 218_2-218_2, 2019
一般社団法人 日本体育学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390283659832102016
-
- NII論文ID
- 130007770355
-
- ISSN
- 24241946
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可