13ア-12-口-13 HBG重度・重複障害児スポ・レク活動教室「はなまるキッズ」の実践研究

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タイトル別名
  • 支援者へのアンケート調査による実践の有効性

抄録

<p> HBGはなまるキッズでは、身体、及び知的にも最重度の障害を有し、吸引や注入等の医療的ケアを必要とする3歳から19歳の子供に対し、アダプテッド・スポーツを実施して13年目を迎えた。本研究では、HBGはなまるキッズの実践が支援者にとってどのように有効であるかを検証し、実践の有効性を明らかにすることを目的にアンケート調査を実施した。アンケート回収率は82.6%であった。調査の結果、多くの支援者から子供との直接的な関わりの中で実践を通して支援方法が学べたことや、いろいろな子供や他の支援者と楽しく交流できたことに対して好評を得ており、体験して学んだことを学校などの職場で活かせると考えている支援者が多かった。このように、子供との直接的な関わりの中で、支援者が実践を通した支援方法や関わり方を学ぶことのできる研修の場にもなっていた。また、HBGはなまるキッズの実践には、多くの支援者がボランティアとして参加しており、その参加者数も毎年増加傾向にあることから、子供に直接支援できる指導者の育成にも大きく貢献している。これらの点で、HBGはなまるキッズの実践は支援者にとって有効であることが示唆された。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390283659832129280
  • NII論文ID
    130007770617
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.338_1
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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