人工股関節全置換術術後患者における退院時から退院後1ヵ月の歩数変化量と身体機能,疼痛,自己効力感との関係

書誌事項

タイトル別名
  • Relationships between Change in Number of Steps and Changes in Physical Function, Pain, and Self Efficacy after Hospital Discharge Following Total Hip Arthroplasty
  • ジンコウ コカンセツ ゼン チカンジュツ ジュツゴ カンジャ ニ オケル タイインジ カラ タイイン ゴ 1カゲツ ノ ホスウ ヘンカリョウ ト シンタイ キノウ,トウツウ,ジコ コウリョクカン ト ノ カンケイ

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説明

<p>〔目的〕術前から退院後1ヵ月までの歩数を客観的に評価し,退院時から退院後1ヵ月の変化量に影響する要因を検討する.〔対象と方法〕女性初回片側人工股関節全置換術20例とした.1日当たりの平均歩数,自己効力感,膝関節伸展筋力,timed up and go testおよび疼痛を術前,退院時,退院後1ヵ月の計3回測定し,歩数変化量との相関関係を検討した.〔結果〕歩数は術前,退院後1ヵ月と比べて退院時で有意に低値を示したが,術前と退院後1ヵ月では有意差がみられなかった.歩数変化量は,自己効力感のみに有意な正の相関があった.〔結語〕人工股関節全置換術後の歩数は退院後1ヵ月で術前値と同程度になることが明らかとなり,歩数変化量は自己効力感変化量に関連する可能性が示された.</p>

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参考文献 (26)*注記

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