2018年 7 月豪雨により倉敷市備町で発生した洪水災害の特徴土地利用の変遷

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タイトル別名
  • Change of the Land Use and Characteristics of Flood Disasterby Heavy Rainfall in Mabi Town of Kurashiki City in July 2018
  • 2018年7月豪雨により倉敷市真備町で発生した洪水災害の特徴と土地利用の変遷
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抄録

2018年7月5日から8日にかけて,梅雨前線により岡山県の北中部を中心に豪雨が降り続き,新見では7日8時までの48時間降水量が418.5mm,真備では5日9時までに304mmの豪雨を観測した。真備町では,豪雨に伴う水位の上昇により小田川とその支流の末政川と高馬川が決壊し,倉敷市真備町での死者は54人に達した。水害史によれば,真備町は江戸時代から幾度となく水害に見舞われている常襲地であり,昭和48年頃からの農地転用による宅地開発で人口が急増している。この時期に転入してきた「新住民」の多くは,水害履歴を十分に理解しておらず,避難の遅れが被害の拡大を招く結果となった。

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