未硬化葉を用いたマンゴー炭疽病の簡易病原性検定法とマンゴー遺伝資源における抵抗性品種の選抜
書誌事項
- タイトル別名
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- Simple evaluation method for testing mango anthracnose virulence using uncured mango leaves and for screening anthracnose-resistant genetic resources of mango (<i>Mangifera indica</i> L.)
- ミコウカ ヨウ オ モチイタ マンゴータンソビョウ ノ カンイ ビョウゲンセイ ケンテイホウ ト マンゴー イデン シゲン ニ オケル テイコウセイ ヒンシュ ノ センバツ
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抄録
<p>我が国のマンゴーの主要品種‘アーウィン’は炭疽病に弱いため,収穫までに年数回の薬剤防除が行われるが,労力・コストの負担軽減と安心・安全な食料要求の高まりから,炭疽病に強い抵抗性品種の開発が求められている.そこで,本研究では簡易で正確な本病の病原性検定法を確立し,本検定法を用いたマンゴー遺伝資源の炭疽病抵抗性を評価し,本病に強い育種素材の選抜を行った.その結果,マンゴー未硬化葉(SPAD値:9.5~24.3)を接種葉とし,病原菌接種時の分生子濃度は104個/ml以上,培養温度を25~30°Cに設定して,暗条件下で5日間培養することで,安定した病斑の形成を示した.そこで,遺伝資源27品種について本検定法と果実接種による評価を比較した結果,両接種間の発病度に正の相関が認められ,本病に強い抵抗性品種として‘ゴールデンナゲット’が明らかになった.以上より,本検定法を用いることでマンゴーの遺伝資源や雑種後代の中から効率よく炭疽病抵抗性を評価・選抜できると考えられる.</p>
収録刊行物
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- 日本植物病理学会報
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日本植物病理学会報 85 (4), 345-352, 2019-11-25
日本植物病理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390283659832786176
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- NII論文ID
- 130007771902
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- NII書誌ID
- AN0019269X
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- ISSN
- 18820484
- 00319473
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- NDL書誌ID
- 030118967
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可