キク電照における光源のR/FR比と花成抑制効果

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of R/FR Ratio of Light Source for Flowering Inhibition via Night-Break in Chrysanthemum
  • キクデンショウ ニ オケル コウゲン ノ R/FRヒ ト カセイヨクセイ コウカ
公開日
2019
資源種別
journal article
DOI
  • 10.2503/hrj.18.417
公開者
一般社団法人 園芸学会

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説明

<p>同一消費電力のLED光源におけるR光チップとFR光チップの割合(R/FR比)と花芽分化抑制効果の関係を,電照による花成抑制が容易でない夏秋ギク品種‘岩の白扇’と容易な秋ギク品種‘神馬’の2品種を用いて検討した.試験は,波長632 nmのR光LEDチップおよび波長730 nmのFR光チップをそれぞれ5 : 0,4 : 1,3 : 2,2 : 3,1 : 4,0 : 5として,合計5チップになるように製作された6種類のLED電球を供試し,品種ごとにそれぞれ異なる長時間および短時間電照区を設置した.‘岩の白扇’では長時間電照区を4時間電照,短時間電照区を30分電照,‘神馬’では長時間電照区を2時間電照,短時間電照区を4分電照として,光質の違いによる花成抑制の効果の違いが検出しやすいようにした.長時間電照では,品種で光質に対する反応が異なり,‘岩の白扇’はR3:FR2,R2:FR3区で花成抑制効果が高かったが,‘神馬’は,R5:FR0区で高い花成抑制効果が得られた.短時間電照では両品種ともにR5:FR0で高い花成抑制効果が得られた.‘岩の白扇’はR + FR光による長時間の電照で高い花成抑制効果が得られたことから,フィトクロムの分子種の1つであるphyAを介した高照射反応(HIR)の関与が示唆された.</p>

収録刊行物

  • 園芸学研究

    園芸学研究 18 (4), 417-422, 2019

    一般社団法人 園芸学会

参考文献 (12)*注記

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