-
- 岩崎 憲治
- 筑波大学・生存ダイナミクス研究センター
書誌事項
- タイトル別名
-
- Does Single-Particle Reconstruction Facilitate Pharma Drug Discovery?
- タンリュウシ コウゾウ カイセキ ワ ソウヤク ニ ヤクダツ カ
この論文をさがす
説明
<p>結晶化を必要としない単粒子構造解析法は,創薬への利用が高く期待されており,日本医療研究開発機構における事業においてもクライオ電子顕微鏡利用法の目玉として展開されている.ツールという観点からは,結晶構造解析を適用できないターゲット分子の原子モデル構築に挑める手段としてその役割を担っている.しかし,その先にあるのはStructure-based drug designにより薬の設計をアシストするためのデータ提供だ.サイエンスとしては,華々しい成果をトップジャーナルに相次いで報告している一方で,創薬ではまだ期待の方が先行している状態であり,実績を出すためには秘匿性とも相まって時間がかかる.創薬に応用するためには,現在何が問題なのか.そもそも,創薬に構造解析がなぜ必要とされるのか.これらを例を挙げて解説する.</p>
収録刊行物
-
- 顕微鏡
-
顕微鏡 54 (3), 131-137, 2019-12-30
公益社団法人 日本顕微鏡学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390283659838666880
-
- NII論文ID
- 130007783746
-
- NII書誌ID
- AA11917781
-
- ISSN
- 24342386
- 13490958
-
- NDL書誌ID
- 030169043
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可