寺畑地区の事例にみる都市農村交流による水利施設の利用・管理の取組み

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タイトル別名
  • An Approach to Management of Irrigation Creek by the Rural-Urban Interchanges in Terahata District, Ibaraki Prefecture
  • テラ ハタチク ノ ジレイ ニ ミル トシ ノウソン コウリュウ ニ ヨル スイリ シセツ ノ リヨウ ・ カンリ ノ トリクミ

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抄録

<p>未整備の水利施設は管理が行き届かないケースが見られる一方,生物が豊富な場所としても知られ,環境教育の場としても重要である。本報では,こうした水路を都市住民とともに利用し管理も実施している茨城県つくばみらい市寺畑地区の事例を紹介する。同地区では,葛飾区郷土と天文の博物館と協働し,地区内にある「古瀬」をフィールドとして「田んぼの学校」をはじめとするさまざまな都市農村交流を行ってきた。こうした活動を通じ,現在では都市住民が地区の管理活動に参加するに至っている。本報では,こうした協働の要因として,「田んぼの学校」による交流の下地づくり,NPO法人化による事務局機能の強化,サポーター制度による都市住民の参加体制づくりなどがあることを示した。</p>

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