寄生容量がエネルギーハーベスト用発振回路の動作特性に及ぼす影響について

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タイトル別名
  • The influence of the parasitic capacitance on the operating characteristics of the Oscillator for Energy Harvesting

抄録

<p>エネルギーハーベスティングにおける昇圧回路として、チャージポンプ回路が一般に利用されている。しかし、100mVを下回る超低電圧入力に対しては回路が起動できないという課題がある。超低電圧入力に対応するために、トランスを用いた発振回路が利用されているが原理上の発振周波数と実機での発振周波数が大きく異なることが実験により確認された。本稿では、発振回路に用いるFETの寄生容量に着目し、寄生容量が動作特性に及ぼす影響について検討を行った。その結果、寄生容量と動作特性の関係が明らかになった。また、寄生容量の影響を低減する手法として寄生容量に並列に十分大きな容量を挿入することを提案し、その効果が確認できた。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390283659840942080
  • NII論文ID
    130007788322
  • DOI
    10.11527/jceeek.2019.0_440
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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