書誌事項
- タイトル別名
-
- VISCO-ELASTO-PLASTIC MODEL FOR SWELLING AND SQUEEZING GROUND FOR DEFORMED TUNNEL
抄録
<p> 筆者らは,これまでに岩石の吸水膨張(膨潤)と強度低下を組み合わせた弾完全塑性モデルを提案し,実際に供用後のトンネルで顕在化した側壁の押出しを伴う盤ぶくれをよく再現できることを確認した.本論文では,さらに,時間項を導入し,緩慢に進行するトンネル変状をその時間的な進展も含めて再現することを試みた.そして,実際の変状トンネルに適用し,時間に依存した変状の進展において,その途中段階や対策工施工時の掘削などの挙動も含めて再現できることを示した.すなわち,変状の時間的な進展の途中で,対策工を適用した場合の変状抑制効果と適用した対策工や既設覆工の安定性について定量的に評価できることを示した.</p>
収録刊行物
-
- 土木学会論文集F1(トンネル工学)
-
土木学会論文集F1(トンネル工学) 76 (1), 1-20, 2020
公益社団法人 土木学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390283659841188736
-
- NII論文ID
- 130007787697
-
- ISSN
- 21856575
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可