天然林択伐施業の選木作業における立木外観指標間の関連性

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タイトル別名
  • Association between Visual Stem Indicators in Tree Marking Operation for Natural Forest Management Under Selection System:
  • 天然林択伐施業の選木作業における立木外観指標間の関連性 : ベイジアンネットワークを用いた分析
  • テンネンリンタクバツセギョウ ノ セン モク サギョウ ニ オケル タチキ ガイカン シヒョウ カン ノ カンレンセイ : ベイジアンネットワーク オ モチイタ ブンセキ
  • An Analysis Using Bayesian Network
  • ―ベイジアンネットワークを用いた分析―

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抄録

<p>本研究では,天然林択伐施業に関わる立木の外観指標に対し,ベイジアンネットワークを用いて外観指標間の関連性を把握することを目的とした。解析には,東京大学北海道演習林の天然林施業試験地内に成立する立木184本を用いた。7つの学習モデル(model1からmodel7)に対し,二つの検索アルゴリズム(HC(pattern1からpattern3),SA(学習回数=1,000 回,10,000 回,100,000 回))を用いてベイジアンネットワークモデルを構築した。学習モデルの性能評価にはMCC(マシューズ相関係数)を用い,未知事例に対する分類精度の評価にはm重交差検証法を用いた。解析結果より,最も高い分類精度を示した学習モデルは,交差検証なしではSA(学習回数=10,000 回,100,000 回,MCC=0.87),交差検証ありではHC(model1,pattern2,MCC=0.44)であった。また,外観指標間の関連性に関しては,選木に関わる親ノードが,HCでは三つの外観指標,SAでは五つの外観指標となり,そのうち二つの外観指標が共通して見られた。</p>

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