水圏環境リテラシー教育推進プログラムの成果と課題

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  • 佐々木 剛
    東京海洋大学海洋生命科学部海洋政策文化学科

書誌事項

タイトル別名
  • Outcomes and Issues of Aquatic Marine Environmental Literacy Education Promoting Program
  • スイケン カンキョウ リテラシー キョウイク スイシン プログラム ノ セイカ ト カダイ

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抄録

2006年に閣議決定された第3期科学技術基本計画において「国民との科学技術対話」が盛り込まれ,高等教育機関では科学コミュニケーターの養成が活発化した.東京海洋大学では2007年より水圏環境リテラシー教育推進プログラムを立ち上げ,海洋を含めた水圏に関する科学技術対話を促進させる役割を担う水圏環境教育推進リーダーの養成に取り組み,水圏環境教育の理念に基づいた水圏環境リテラシーの普及を行ってきた.水圏環境教育は「観察,思考,理解,決定と行動,伝達」できる市民の育成と対等に対話して学び合う協働的なネットワークの構築を目指しており,国連の持続可能な目標SDGs を達成する上で成果が期待される.本稿では,水圏環境リテラシー教育推進プログラムのこれまでの成果と今後の課題について報告する.

収録刊行物

  • 沿岸海洋研究

    沿岸海洋研究 55 (1), 23-32, 2017

    日本海洋学会 沿岸海洋研究会

被引用文献 (1)*注記

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