書誌事項
- タイトル別名
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- Return of the Actor and Sociology of Action
- アクターの回帰とアクシオンの社会学 : 行為論的アプローチからの展開
- アクター ノ カイキ ト アクシオン ノ シャカイガク : コウイロンテキ アプローチ カラ ノ テンカイ
- 行為論的アプローチからの展開
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抄録
本稿では、「3・11」以後の社会を捉えるためのアプローチとして、トゥレーヌ(派)の「アクシオンの社会学」を取り上げ、従来の行為論的アプローチと関連付けながら検討を行う。3・11以後、アクターに対するリアリティは次第に薄れていくが、学問の独自性を考えれば社会学はアクターに注目し続ける必要がある。そこで本稿では、まずアクターに焦点を置く行為論的アプローチを、客観的アプローチやア・プリオリな合理的モデルと比較しつつ紹介し、その上で、アクシオンの社会学について検討していく。アクシオンの社会学は、行為論的アプローチをさらに徹底させ、様々なものが混ざり合う社会的状況の中に、アクターの萌芽・要素を見出していこうとする。また脱近代化という時代背景をふまえ、アクターの主体性や経験の次元にも切り込んでいく。その姿勢は、「批判」や「合理性の発展」とは異なる「介入」(関与)として、社会学の有用性を提起するものであり、3・11以後の社会においても重要な役割を果たすだろう。
収録刊行物
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- 現代社会学理論研究
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現代社会学理論研究 7 (0), 29-40, 2013
日本社会学理論学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390283659857070720
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- NII論文ID
- 130007806720
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- NII書誌ID
- AA12203259
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- ISSN
- 24349097
- 18817467
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- NDL書誌ID
- 024749135
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可