トピックモデルによるスタック発生区間の分析

  • 山本 航
    株式会社長大 社会基盤事業本部 第 2 計画事業部 第 4 計画部
  • 辰巳 嘉大
    広島大学大学院工学研究科
  • 小山田 哲郎
    株式会社長大 社会基盤事業本部 第 2 計画事業部 第 4 計画部
  • 塚井 誠人
    広島大学大学院工学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • An Analysis on the Links of Car Stuck in the snow using Topic model
  • トピックモデル ニ ヨル スタック ハッセイ クカン ノ ブンセキ

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説明

<p><tt>近年、集中的な大雪によるスタック車両が原因で大規模な車両滞留が起きている。本研究では、中国地方のスタック発生記録と道路構造データを用いて、スタック発生区間の特徴的なパターンを抽出することを目的にトピックモデルを適用した。その結果、「道路幅(車線幅員</tt>/<tt>路肩</tt>/<tt>自歩道幅)が狭い区間」、「車線幅員と路肩幅が狭い平坦もしくは上り勾配カーブ区間」、「下り勾配カーブ区間」、「道路の規格が高い区間」の </tt>4 <tt>トピックを得た。得られたトピックのうち、道路幅(車線幅員</tt>/<tt>路肩</tt>/<tt>自歩道幅)や道路線形(勾配</tt>/<tt>カーブ)に関するトピックが全体の </tt>8 <tt>割以上を占めることを示した。今後は、気象等の動的データを加え、更なるスタック発生区間の特徴の把握が課題である。</tt></p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 6 (3), 1-10, 2020-04-01

    一般社団法人 交通工学研究会

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