地域資源活用を考慮した災害直後から稼働する物資支援計画に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY ON HUMANITARIAN LOGISTICS PLANNING BASED ON COOPERATION WITH PRIVATE SECTOR IN DISASTER-AFFECTED AREA

抄録

<p><tt>緊急物資支援に関する諸問題の解決のために,様々な研究や提言で民間の力の活用が推奨されている.それを受け,多くの自治体が関連企業や団体と災害協定を締結している.しかし,広範囲に甚大な被害を及ぼすような災害では,交通ネットワークの損傷や大量の支援要請が発生し,外部からの支援を早期に受けられない可能性が高く,地域内に残された資源のみで応急対応を行う必要が生じる.本研究では,このような時期を想定してトラックの確保と荷役を地域内の企業と地域住民に協力を得て行う物資支援計画を提案した.さらに,高知県四万十町におけるシミュレーションを行い,資源量を確保できることを明らかにした.そこでこのような合意を発災前から地域内の企業や住民と行政の間で行うことで,より効果的な支援物資輸送を実現できる.</tt></p>

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参考文献 (2)*注記

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