ノーリア骨格をテンプレートとした空孔内に水酸基を有する 架橋化合物の合成とそれらの金属イオン包接性能

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タイトル別名
  • Synthesis and Metal-Complexation Ability of Cross-Linked Materials Containing Noria-Templated Cavities with Pendant Hydroxy Groups
  • ノーリア コッカク オ テンプレート ト シタ クウコウ ナイ ニ スイサンキ オ ユウスル カキョウ カゴウブツ ノ ゴウセイ ト ソレラ ノ キンゾク イオン ホウセツセイノウ

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抄録

<p>アセタール結合を介し,側鎖にスチリル残基を有するノーリア誘導体Noria-VES を合成し,それらのラジカル重合を,メチレン鎖長が異なるジメタクリルアミド化合物類DM[n]( n=3, 6, and 12)と行い,対応する架橋化合物類Gel(Noria-VES-co-DM[n])を得た。次に,得られたGel(Noria-VES-co-DM[n])の酸加水分解反応により,ノーリア部位が脱離した架橋化合物類Gel(VES-co-DM[n])(n=3 and 6)を得た。Gel(VES-co-DM [n])(n=3 and 6)は,多数の水酸基を有し,ノーリアをテンプレートとする内部空孔を有することが示唆され,それらは,アルカリ金属イオン類の高い包接性能を示した。</p>

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