眼瞼痙攣に対するボトックス注射継続施行患者の看護

書誌事項

タイトル別名
  • 眼瞼痙攣に対するボトックス注射継続施行患者の看護 : 痛みに対する軽減方法の検討
  • ガンケンケイレン ニ タイスル ボトックス チュウシャ ケイゾク シコウ カンジャ ノ カンゴ : イタミ ニ タイスル ケイゲン ホウホウ ノ ケントウ
  • ~痛みに対する軽減方法の検討~

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説明

目的:ボトックス® 注射( 以下BTX 注射)施注患者の前処置の種類による疼痛抑制効果と処置の負担を評価する。 方法:平成29年9月1日~平成30年5月10日にBTX 注射を受けた眼瞼痙攣の患者23名を対象とした。前処置として1回目は右側に処置なし,左側は10分間,凍らせた保冷剤5×5cm(以下冷却法)で冷却後BTX注射を実施。 3~4か月後の2回目は右側にペンレステープ18㎎ ®(以下麻酔テープ)を貼付,左側はエムラクリーム®(以下麻酔クリーム)を塗布し,30分から40分作用させた後にBTX 注射を実施し,直後にアンケート調査を行った。 結果:疼痛抑制効果は麻酔クリームが最も強かった。所要時間が最も長いのは麻酔テープと麻酔クリームであった。違和感が最も強いのは冷却であった。 考察:今回の研究を通して,各前処置の種類による疼痛抑制効果と処置の負担などの特徴を十分説明した上で,患者に選択してもらえる医療者のかかわりが重要であると考える。

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