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- タイトル別名
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- MAKING OF THE DISEASE SEVERITY PREDICTION INDEX FOR ACUTE PYELONEPHRITIS ASSOCIATED WITH URINARY OBSTRUCTION DUE TO URETERAL CALCULI
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抄録
<p> (目的) 尿路結石症に伴う閉塞性腎盂腎炎では,抗菌薬の投与とともに,速やかに尿路のドレナージが必要である.私たちは本疾患の重症度を予測する因子について検討し,重症度予測スコアを作成した.</p><p> (対象と方法) 2001年から2013年に来院した134症例をレトロスペクティブに検討した.受診時または入院後24時間以内に,収縮期血圧90mmHg未満または収縮期血圧が通常より40mmHg以上低下した症例を重症症例と定義した.重症症例と非重症症例について受診時の身体所見および採血データについて単変量解析を行った.単変量解析にて統計学的有意差を認めた6項目について,ロジスティック回帰分析を行い,それぞれの因子の重症度予測への寄与度を求めた.</p><p> (結果) ロジスティック回帰分析にてCr,血小板数,PS(Performance status),CRPの4項目で統計学的有意差を認めた(p<0.05).回帰係数をもとに重症度予測スコアを作成し4点以上の症例の重症度予測への感度は73.8%,特異度は82.6%だった.</p><p> (結論) 血小板の低下,腎機能の上昇が重症度予測への影響が高かった.計算式で4点以上の場合は,三次救急施設などへの転送を考慮したほうが良いと考えられた.</p>
収録刊行物
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- 日本泌尿器科学会雑誌
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日本泌尿器科学会雑誌 110 (2), 100-105, 2019-04-20
一般社団法人 日本泌尿器科学会