オーストラリアでの理学療法と卒後教育
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- 葛山 元基
- フィジオワークス ブリンバ/マンズフィールド 〒4171 オーストラリア連邦クイーンズランド州ベルモラルライディングロード175 TEL: +61 73-899-1226
書誌事項
- タイトル別名
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- Physiotherapy in Australia and post graduate education
抄録
<p>筆者は,理学療法士として,オーストラリアのプライベートクリニックで,スポーツ,筋骨格系の患者を中心に診療している。日本在住時に,国際学会で発表する機会を何度かいただき,先進国のセラピストとの権利や役割の違いに驚き,オーストラリア留学を決めた後,現在はこちらで診療している。オーストラリアでは,ダイレクトアクセスが認められており,医療従事者として総合的に判断し,理学療法の適応か,画像の処方,医師への紹介が必要かを考慮しながら診療することが必要である。良くも悪くも権限の範囲が広いため,自分の身を守るためにも,エビデンスに基づいた診断,治療が必要である。徒手検査でも,sensitivity やspecificity を考慮しながら診断を下し,治療においても効果量(effect size)から優先順位をつけて行うことが重要になる。卒後教育は,オーストラリア理学療法士協会から,年間最低20 時間の講習が義務づけられ,また,専門領域のコースがあり,titling とspecialisation という公式の専門領域セラピストプログラムに進んでいく。</p>
収録刊行物
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- 徒手理学療法
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徒手理学療法 20 (1), 9-14, 2020
日本徒手理学療法学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390285300151944576
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- NII論文ID
- 130007833538
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- ISSN
- 24344087
- 13469223
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可