書誌事項
- タイトル別名
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- NUKOTE POLYUREA LINING SYSTEM
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説明
<p>ニューコートポリウレアライニングシステムとは,イソシアネートとポリアミンの化学反応で生成されるウレア結合を基本としたポリウレア樹脂化合物を使用したライニングシステムである。防水性,耐薬品性,耐熱性,防食性に非常に高い能力を発揮し,様々な用途で対象物の強度を劇的に高めるライニング材である。数秒から数分で硬化する速乾性分子結合はあらゆる状況での使用を可能にし,施工の幅を広げる。また,グレードによっては400%以上の伸長率を誇り,その柔軟性がもたらす強度は防衛施設の防爆対策としても使用されるほどである。環境にやさしいVOCゼロの,圧倒的に『強靭×取り扱い容易』な次世代塗膜・ライニング材,それが「ポリウレア樹脂」である。</p><p>ポリウレア樹脂は従来のポリウレタンが抱えていた欠点である水分や高湿度環境での施工不良の可能性,低い衝撃性や耐熱性などの問題を解決し,物質的な特性も向上させた。ポリウレア樹脂構造の中のC-N結合は,ポリウレタン構造中のC-O結合よりも強く,結果ポリウレア樹脂は,より高い耐熱性や耐熱変形性,弾力性を持つ。また,ポリウレア樹脂はその高い弾力性により基材の動きやひび割れへの追従性能をより高めている。</p>
収録刊行物
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- 紙パ技協誌
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紙パ技協誌 74 (2), 135-137, 2020
紙パルプ技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390285300155304064
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- NII論文ID
- 130007838769
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- NII書誌ID
- AN00379952
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- ISSN
- 18811000
- 0022815X
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- NDL書誌ID
- 030196653
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可