Children’s Memories of Picture Books Encountered at a Nursery School

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Other Title
  • 園生活の中での絵本の記憶
  • 園生活の中での絵本の記憶 : 就学前の子どもへのインタビュー調査から考える
  • エン セイカツ ノ ナカ デ ノ エホン ノ キオク : シュウガク マエ ノ コドモ エ ノ インタビュー チョウサ カラ カンガエル
  • A Study Based on the Interviews With Pre-School Children
  • ―就学前の子どもへのインタビュー調査から考える―

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Abstract

<p> 絵本は、子どもたちにとって身近なものである。大人と共にゆったり絵本を楽しみ、さまざまな感情を共有することができるものであり、保育の場でも絵本が常備されていない園は存在しないと言っても過言ではない。そこで、本研究では園生活の中での絵本が子どもたちからどのように語られるのかを知るため、就学間近の年長児に、保育園で読んだり読んでもらった絵本の中で一番好きな絵本についてインタビュー調査を行い、分析を行った。保育者の思いが込められたであろう“特別な絵本”が、子どもにも特別な意味を持ち、読んでもらった時の情景が事細かく語られたこと、好きな絵本を語る際には楽しみ方や他者の存在についても多く語られたことが結果として興味深い。また、絵本に付随する記憶として、誰と、どこで、どのように読んだかが多く語れた。園生活の中で好きな絵本として語られる際には、ストーリー以上に、記憶に残る人、モノ、場が大きな意味を持つことが明らかになった。</p>

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