伝統芸能における遠隔教育システムの意義

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タイトル別名
  • Case Study of Practice of Tea Ceremony through Distance Education

抄録

本稿の目的は、ICT を活用した遠隔教育の意義について試論を展開することにある。そのために敢えてICT によ る遠隔教育に不向き(対面による教育が基本)と考えられる茶道に注目する。具体的には、遠州流茶道壷中庵・堀 内宗長氏の展開するWeb 稽古を取り上げる。 そこで本報告は次のような構成をとる。第一に、伝統芸能の稽古の概念とICT による遠隔教育における知識観(学 習観)について概観する。第二に、ICT を活用した遠隔教育の事例研究を通じて、その成功要因を明らかにする。 第三に、技術的側面ではなく組織的要因が重要であるという立場から、ICT を活用した人材育成の課題を論じる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390285300159860736
  • NII論文ID
    130007847167
  • DOI
    10.19014/proceedingsissj.9.0_f1-3
  • ISSN
    24339318
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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