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- カレイラ松崎 順子
- 東京経済大学 全学共通教育センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Developing English Conversation e-Learning Material for Employees Working at Onsen
- オンセン シセツ デ ハタラク ジュウギョウイン ノ タメ ノ エイカイワ eラーニング キョウザイ ノ カイハツ
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抄録
<p>背景・目的 東京オリンピックの開催が決定して以来,外国人観光客が急増しており,彼らは旅館,日帰り温泉,銭湯など様々な温泉施設を利用している。よって,本研究では温泉施設で働く従業員が外国人と簡単な英語でコミュニケーションできるように,温泉施設で働く従業員のための英会話のeラーニング教材を開発することにした。</p><p>方法 ADDIEモデルを取り入れて,分析フェーズ(リスト作成・聞き取り調査),設計フェーズ(英語表現・デザイン決定),開発フェーズ(教材作成),実施フェーズ(温泉施設の従業員による学習),評価フェーズ(温泉施設の従業員による評価)の手順で研究を遂行した。</p><p>結果 分析フェーズの聞き取り調査の結果,旅館・ホテルの従業員が必要とする英語表現と日帰り温泉の従業員が必要とする英語表現が異なることが明らかになった。よって,旅館・ホテルの温泉に関する英会話(30フレーズ)と日帰り温泉に関する英会話(48フレーズ)の2つにわけて動画を作成することにした。さらに,学習しやすいように「解説編」・「シャドーイング編」・「英語に瞬時に転換編」の3つの動画に分けた。実施フェーズでは7か所の温泉施設の従業員が本教材を使用して1か月間学習を行い,彼らが本教材の評価を行った。</p><p>考察 本教材を学習した温泉施設の従業員の多くは「英語の初心者にも分かりやすい」「理解しやすい」「反復練習しやすい」などと本教材を高く評価していたが,課題・問題点もいくつかあがったため,今後も継続して修正・検討を行っていく。</p>
収録刊行物
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- 日本健康開発雑誌
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日本健康開発雑誌 41 (0), 87-93, 2020-06-19
一般財団法人 日本健康開発財団