胸椎黄色靭帯骨化症の神経学的症候についての検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Neurosymptoms of patients with thoracic ossification of the ligament flavum
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抄録
<p>はじめに:胸椎黄色靭帯骨化症(OLF)は診断が遅れるという報告がある.</p><p>対象と方法:2007年よりOLFに対して手術を行った28例を後ろ向きに調査した.</p><p>結果:確定診断までに平均10.4ヶ月であった.胸髄群では腰椎疾患や糖尿病合併例が多く,円錐部群と円錐上部群では腰椎疾患と類似する症状を呈し,診断の遅れの原因と考えられた.</p><p>結語:腰椎MRIを撮影する際に腰椎レベルだけでなく胸腰椎移行部まで評価する事が重要である.</p>
収録刊行物
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- Journal of Spine Research
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Journal of Spine Research 11 (6), 918-922, 2020-06-20
一般社団法人 日本脊椎脊髄病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390285300166967040
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- NII論文ID
- 130007858253
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- ISSN
- 24351563
- 18847137
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可