クロスセクションデータによる素材生産関数分析

書誌事項

タイトル別名
  • Log Production Function Analysis using Cross Section Data

抄録

<p>本研究は、1970~2000年のクロスセクションデータによるコブ・ダグラス型生産関数の推定を基に、素材生産の投入要素効果や技術進歩率の変化等を計測した。結果、各生産要素の弾性値合計から経営規模の大きさによる生産性の相違があること、生産寄与率は労働力、次いで伐出機械、高性能機械の順で高いこと等が指摘された。また高性能機械の寄与率は増加傾向にあり、生産性の効果は労働力、伐出機械よりも高く、地域によっては100%を越えていることから、高性能機械の導入で労働力不足を補う効果は微少ながらあったといえよう。</p>

収録刊行物

  • FORMATH

    FORMATH 3 (0), 81-102, 2004

    FORMATH研究学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ