近畿地区における建築工事の暑中期に施工されるコンクリートの荷卸し時の温度に関する調査・検討

書誌事項

タイトル別名
  • Investigation and Consideration of Temperature of Concrete at Unloading during Hot Weather for Architectural Work in the Kinki Area
  • キンキ チク ニ オケル ケンチク コウジ ノ ショチュウキ ニ セコウ サレル コンクリート ノ ニオロシ ジ ノ オンド ニ カンスル チョウサ ・ ケントウ

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抄録

<p>本稿は,日本建築学会近畿支部から改訂・発刊された「暑中コンクリート工事における対策マニュアル2018」に掲載されている,荷卸し時のコンクリート温度と品質に関する実験データを報告するものである。近年,外気温の上昇と共に,受入れ時のコンクリート温度も高くなる傾向にあり,JASS 5等で原則として規定されている35℃を超える可能性が高くなっている。本稿では,受入れ時のコンクリート温度が35℃を超えた場合に,コンクリートの品質に悪影響をおよぼすかどうか実験データにより検討し,38℃程度までであれば大きな問題はないことを示した。</p>

収録刊行物

  • コンクリート工学

    コンクリート工学 57 (7), 489-497, 2019

    公益社団法人 日本コンクリート工学会

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